七徳会について
七徳会は、特別養護老人ホーム新川ヴィーラ10周年記念事業として高齢者病院を設立する目的で発足しました。お年寄りが病気にかかったとき、家族の付き添いのたいへんさを目の当たりにしたことがきっかけでした。発起人の元魚津市長清河七良、当時院長の松井徳兵衛の名前と、集まった7人の理事の「徳」にちなんで「七徳会」と名付け、昭和60年5月1日に魚津病院を開設しました。
七徳会の理念
七徳会は保健・医療・福祉の連携を通じて地域社会に貢献し、総合医療サービスに精神的介護・福祉サービスをプラスした「真の高齢者医療・介護」をめざします。
七徳会の経営理念
一、 医療を通して地域高齢者の生命と健康を守り、高齢者とその家族に幸福と安心を与えます。(存在意義)
二、 奉仕の心で患者様本位、入所者・利用者本位の医療サービスを提供します。(経営の姿勢)
三、 職員一人ひとりの能力・意欲・創意の発揮と尊重により、質の高い看護と介護をめざします。(行動規範)
七徳会の個性
職員の資質向上
七徳会では職員の資質を向上させるために、開設当初から「一職員一研究」の取り組みを始め、30年以上の現在まで続けています。職員一人ひとりがそれぞれの立場で問題点を探り、課題を設定して毎日の業務にあたります。平成13年度からはグループ研究も取り入れ、多角的な視点や方法で研究を発展、深化させ、全国大会での発表などに大きな成果をあげています。
全国に先駆けた魚津老人保健施設
魚津高齢者介護施設は昭和63年4月1日に開設されました。富山県で最初、全国で8番目の施設です。入院治療の必要はなくなったけれどもすぐに家庭生活に戻るのが不安な方、ご家族の都合で在宅での介護が一時的にできない方などを支援し、看護・介護・リハビリを通して自立した生活、家庭復帰を目指します。「老健って、何?」。開設当初しばしば寄せられたそんな疑問に、日々の業務を通して答えながら、地域における高齢者介護の先駆的な役割を果たしています。
地域のボランティアに支えられた 高齢者福祉
入浴後のドライヤーかけ、シーツ交換、お話相手…。魚津病院・老健の日常生活は多くのボランティアの方々の協力に支えられています。お花見、バスハイク、敬老会など、四季の行事の運営をサポートするのもボランティアです。地域の保育園や小学校、定期的に訪問してくださる個人・グループの皆様が、職員だけでは行き届かない日々の心のケアをお手伝いくださっています。
魚津病院・魚津老人保健施設の大改修・増設工事
平成17年に開院20周年を期して魚津病院・老健の大改修と増設工事を行いました。ユニットケアを取り入れるため、ユニットで共用するスペースをにゆとりをもたせ、1床あたりの広さや個室の数、少人数の部屋を大幅に増やしました。病院、老健それぞれの階に機能訓練室を設置してリハビリの充実を図るほか、筋力トレーニングやバランストレーニングを取り入れた介護予防の取り組みも進めます。
七徳会の沿革
昭和51年4月1日 |
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昭和59年6月 |
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昭和59年8月29日 |
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昭和59年9月11日 |
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昭和60年2月14日 |
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昭和60年5月1日 |
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昭和61年12月26日 |
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昭和63年4月1日 |
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平成元年7月15日 |
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平成3年6月3日 |
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平成4年10月7日 |
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平成6年4月1日 |
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平成6年6月30日 |
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平成7年10月 23日 |
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平成8年4月1日 |
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平成11年7月17日 |
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平成12年1月11日 |
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平成12年4月1日 |
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平成14年6月20日 |
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平成17年6月30日 |
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平成18年4月1日 |
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平成20年2月13日 |
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平成20年4月1日 |
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平成21年8月17日 |
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平成21年 |
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平成22年 |
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平成23年 |
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平成25年 |
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平成26年 |
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平成27年 |
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平成28年 |
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平成29年 |
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平成30年 |
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平成31年 |
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令和2年 |
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令和3年 |
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